区切りをつけよう

今更、なぜ文章にしようとするのかというと、当時の自分の感情にさよならというか、区切りをつけたいと思ったから。

 

大切な人を亡くした過去は消えないけれど、自分の感情は間違いなく変化していて、それは時間であり、経験であり、受容できる時期がようやくきました。

 

そして手放すことができた。

 

でも手放せるようになったのは、その時の自分のどうしようもない悲しみや辛い感情を一瞬思い出して、これを自分自身が受け止められてなかったことに気づけたから。

 

隠していた感情や、誰かに受け止めてもらいたかったものであったけれど、今ここにきて、今の私自身が過去の私を大きく受け止めることができたような気がしたのです。

 

当時は自分の感情を後回しにして、まず親(特に母親)の心境を受け止めなければ、と必死でした。

 

もちろん親はそんなことを望んでいたわけでもありませんし、自分自身が思っていたことです。

 

だけど、それをすることが義務であり、責任だと思って15年間ほど親のそばに付き添い、親にとっての平穏な暮らしを目標に人生を生きてきました。

 

15年目にしてようやく、「私の人生生きてない」ことに気づきました。

 

この人生は私の人生なのになぜ誰かのために我慢して本当の自分の願望を後回しにしなければならないのか、そしてそれは大切に思っている親が望むことなのか。

 

それは違いますよね。

 

普通に考えればわかることも、今の私になるまで気づけなかった。

 

やっと「私を生きたい」という願望が切に生まれたのです。

 

本当の幸せって、こういうことなんだ‥

 

 

 

 

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